gleam with you

フィクションかもしれないし、ノンフィクションかもしれない

抱えた百合よりもさらに白い君の肌に、花粉をべちゃりとつけたい

承認欲求の話。

あいつはいつでもそこにいました。謙虚なふりをしてる私のそばにいつでもいました。けれど私は気づかないふりをして、笑顔で話す人たちの陰にひっそりと立ち、気持ち悪くニタニタと微笑みを浮かべていました。

あいつは言います。「ほんとはめちゃくちゃにしたいんでしょ?」

やめて「あなたはあなたって認められたいんでしょう?」

うるさい「私は知ってるよ。あなたは誰よりも孤独だからこそ、誰かの温もりがほしいんでしょ?」

そうだよ。私は誰とも関わらない。関わって私に触れれば触れるほど、みんなその気持ち悪さに気づいてしまっていなくなってしまうんだ。知っているよ、だからこそ。私は誰かに汚い私を愛して欲しかった。

男の人は私に優しくしてくれる。なぜなら、私が持つ女という体がほしいからだ。気持ちよくなりたいんでしょ?私は知ってるよ。だから私も利用してやるの。

私の声を独占して、私の目を独占して、私の体を独占して、あなたたちは気持ちよかったんでしょう。私も、どんな理由であれ、私という存在を認めてくれて嬉しかった。けど残るのは寂しさだった。

 

インスタントな愛は楽だ。けれど、どこか虚しい。

歪んだ承認欲求の解消法には、気持ち悪さしか残らない。